ゆる美容師からのお願い!美容室へ行く時の注意点

美容師のこと
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ゆるゆる美容師のろびんです(^^)

みなさん美容室へ行く時、緊張されたりしますか?

そりゃ初めての美容室だと緊張しますよね。

こちらも初めて来られるお客さんはどんな方なのかわからないので、緊張します。

常連さんだとお互いに近況報告等しますけど(笑)

そんな、街の美容室のゆるゆる美容師から、来店していただくみなさんにお願いがあります。

あんまり早く来ないでー(T_T)

私たち美容師は、少し時間があれば休憩したり、掃除したり洗濯したりいろんな仕事が待っています。

朝の予約状況を見て、この辺で休憩できるなとか、ここでお昼ご飯食べようかとか、とりあえずの計画を立てています。

自分の担当したお客さんが帰られて、次のお客さんまで15分時間があるから今のうちにお昼ご飯食べとこうと思ってたら、次のお客さんが15分早く来られたりします。

すると、お昼が食べれなくなってしまいます。

さすがにお客さんを待たせて食べるわけにはいかないですもんね。

洗濯機回しとこうと思ってたけど回せなかったら、どんどん汚いタオルが山積みになってしまいます。

なので、極力早くても5分前ぐらいが理想的なのです。

正直、早く来てくれへんかな?と思う時もありますし、今担当してるお客さんがなかなか終わらなくて、予約時間より5分とか10分とかお待たせしてしまうこともあるんですが・・・

お待たせしてしまった時は、本当に申し訳なく思っております。

美容師を代表して謝ります。本当にごめんなさいm(_ _)m

自分のお客さんをまだ担当してるときは、15分前に来ていただいても15分はお待ちいただくことになると思います。

早く来たから早く施術してもらえるとは限らないので、そこだけ気をつけていただきたいのです。

もちろん連絡なしの遅刻やキャンセルは厳禁です。

なにもかも迷う

どんなヘアスタイルにするのか、迷うのはよくわかります。

私たちも、ラクな方がいいのか自分でスタイリングするから理想のスタイルの方がいいのか、色々質問させていただきます。

いわばカウンセリングですね。

髪質や長さ等で出来るか出来ないかの提案もさせていただきますし、話し合って納得して「では切っていきます」と始まります。

それがショートにするのかロングのままなのか、カラーで暗くするのか明るくするのか全部悩まれる方がたまにいらっしゃいます。

カウンセリングが30分ともなると、施術時間がその分少なくなります

ってことは、急いで施術をしなければならなくなります

喋ってるヒマなんてありません。

それで時間内に終わればいいですが、次の予約のお客さんの時間に間に合わなくなってしまうこともあります。

なのである程度、短くするのか長いままなのか、暗くするのか明るくするのか、決めてご来店いただく方がスムーズに施術できます。

料金が安い美容室と高い美容室の違い

単純にサービスの違いです。

カラーやパーマの放置時間に、コーヒーやお茶が出るのか、そのコーヒーはインスタントか否か

使ってるお薬もそれなりに違うのですが、安い美容室だからといってホームカラー並みのお薬を使うなんてありえないので、標準のお薬を使っています。

要するに、料金が安いお店というのは、お客さんとの接客時間(施術時間)を最小限にして、たくさんのお客さんに来ていただかないと売上が上がりません。

料金が高いお店は、一人のお客さんからいただく料金が多いので、そんなセカセカしなくても売上は上がります。

なので、カウンセリングをしっかりしてほしいとか、抽象的な「優しい感じ」とかで相談したいときは、申し訳ないですけど料金の高いお店で相談してください。

料金の安いお店ではお客さん一人のメニューによって時間が決まっています。

その時間をオーバーすると次のお客さんが来てしまいます。

なので、写メでこんな風にしたいとかこんな色にしたいとか、見せていただくことで提案もしやすくなるし、こうして切っていきますってのも早く決まります。

もちろんカラーとカットで予約してたのに当日パーマもしたいと言われましても、だいたい無理です。

そのへんを理解していただいて、どのお店に行こうか決めてもらった方がいいと思います。

シャンプーされる時、首に力を入れないでー

これは高齢の方に多いんですが、シャンプーの時に美容師が頭を持ち上げると首に力を入れて浮かしてくれる優しさは嬉しいのですが、美容師の手とお客さんの首にすきまができると、背中の方まで水が流れてしまいます。

なので、美容師は首にすきまができないようにもっと首に手をくっつけようとします。

するとお客さんももっと首を持ち上げてしまう・・・

背中にお水がダーーっっです。

シャンプーされる時は力を抜いて美容師にゆだねてもらう方が、めちゃくちゃシャンプーしやすいです。

パーカーはシャンプーしにくい

これはメンズの若者とかに多いんですが、シャンプーする時にパーカーのフード部分がシャンプー台の首を乗せるところにはみ出してきて、首も安定しないし美容師側もお水が背中にダーっってなってないか分かりづらいのです。

カットする時も、クロス(服が汚れないように上からかぶせられるやつです)はしますが、その中でフード部分が受け皿みたいになって切った髪の毛がそこに溜まっていってしまいます。

なので極力パーカーは避けていただきたい

事前に教えてほしい

施術をする前カウンセリング時にあれば言っといていただきたいことです。

肌が弱い

カラーをするのもパーマをするのも、薬剤を塗布します

なので肌が弱い方は、しみたりヒリヒリしたり痒かったりしてしまうかもしれません。

事前に頭皮チェックはしますが、教えていただくと肌の弱い方用の薬剤や、頭皮を保護しながら施術したりできるので、先に言っていただくと助かります

ただ、ブリーチ明るくするカラー剤なんかは脱色機能が強いお薬を使うので、頭皮に付いてなくてもピリっとしたりすることはあります。

黒染め、ホームカラーをした

黒染めは学生さんに多く、ホームカラーは主に白髪染めをされてる方なんですが、基本的に明るくはならないです。

それこそブリーチを使えば明るくなりますが、ムラになります。

ホームカラーを繰り返して、ムラになってるのを直してほしいと言われても、一番暗い所に合わせて暗くするしかありません。

しかもホームカラーって誰が塗っても染まるようにできているし、どんな成分のお薬なのかわからないので、やってみないとわからないってのが本音です。

黒染めやホームカラーをしてるって言っていただかないと、美容師は色々計算してお薬を作るので、あれ?思ってた色と違う・・・となってしまい、お客さん側に聞いてみると黒染めした直後だったりするので、汚い色になりたくなかったら事前に担当の美容師に言っておきましょう。

美容師は魔法使いでは無い

たまに髪質がくせ毛の方がストレートのスタイルの写メを見せてくれたり、ストレートの方がフワッとしたスタイルの写メを見せてくれたりするのですが、それをカットだけで表現するのは無理です。

パーマをあてるとか縮毛矯正をするとかしないと無理です。

美容師は、お客さん達が普段スタイリングをしやすくなるようにお手伝いをしているだけです。

カットしたからスタイリングを何もしなくていい

では無いのです。

ちゃんと朝晩ブラッシングしてお風呂から上がったらドライヤーでしっかり乾かしてから寝るという基本的なことをしていただいて、朝フワッとさせたいならコテで巻くなりくるくるドライヤーでセットするなり、ストレートにしたいならアイロンを使うなり・・・

それが日に日にやりにくくなってきたら、髪が伸びてきている証拠です。

縮毛矯正されてる方は、お風呂上りしっかり乾かす。

パーマをされてる方は、朝スタイリングをするときに水で濡らしてウェーブを出してからワックスやヘアクリーム等をなじませる。

これらがめんどくさいと言われると、私たちでは打つ手無しなのです。

美容師は魔法使いではありません。

お客様達のお手伝いをしているってことをご理解いただきたいです。

まとめ

  • 予約時間より早すぎる時間に行かない
  • カウンセリング時に何もかも悩む
  • 料金の高いお店と安いお店の違いで美容室を選ぶ
  • シャンプーされる時、首に力を入れない
  • パーカーを着て行かない
  • 事前に、担当するスタイリストに伝えなければいけないことは伝えておく
  • 美容師は、お客さんのしたいスタイルのお手伝いをしているだけ

この7つを覚えていてもらったら、どんな美容室に行っても快適に過ごせるかと思います。

まぁ、美容師も人間ってことを覚えといてください(笑)

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