シングルマザーを13年やっておりますろびんです。
母子家庭への援助って市区町村でも違うし、そもそも政権交代なんてあった時にゃ、母子家庭のみならず国民全体が振り回されて、また元に戻ったり(*_*)
なので、令和になって私が今もらっている支援制度をご紹介します。
児童手当
これは、母子家庭のみならずお子さんがいらっしゃる方全員もらえる援助ですね。
これを申請していない方はほとんどいらっしゃらないとは思いますが、いろいろ変更があったりするので、一応おさらいです。
- 0歳~15歳の3月31日まで
- 0歳~3歳 15000円
- 4歳~12歳(小学校卒業まで) 第一子と第二子10000円 第三子以降15000円
- 中学生 10000円
- 年間所得が960万円を超えると5000円
うちは中学生なので10000円です。
しかもうちの娘4月産まれなので中学3年生の卒業まで丸々もらえちゃいます。
ラッキー(^_^)v
でも、もうすぐ終わってしまうんでした。
その代わり、高校生以上になると年末調整や確定申告で扶養控除ができるので、そこも忘れずに。
児童扶養手当
これは、母子家庭と父子家庭に国からもらえる支援ですね。
- 0歳~18歳の3月31日まで
- 支給金額が「全額支給」「一部支給」「不支給」に分かれている
- お子さんのいる人数によって支給額が変わってくる
- 養育費は8割分が所得と同等扱いになる
うちは、子供1人で「一部支給」です。
「全額支給」は子供1人だと所得が87万円までになります。
所得とは、年末調整や確定申告で控除額を引いた金額です。
あと養育費をもらえてる方は、その養育費の金額の8割が所得と同じ扱いになるので、年末調整や確定申告の金額とは異なります。
うちは養育費をもらえていないので、年末調整の所得の金額で計算されています。
養育費の公正証書まで作っても払わない奴は払わないです(笑)
しかも公正証書を作っていても、請求するにはかなりの労力がいります。
なので、もらえている方は素直に「ありがとう」という気持ちでもらっておきましょう。
養育費は私たちの権利ではなく、子供の権利なんですから。
「一部支給」は子供1人だと所得が230万円までになります。
所得額によって毎年もらえる金額が変わってきます。
毎年8月の申請には忘れずに行きましょう。
8月の申請は詳しくこちらに書いてますー
「不支給」は子供1人だと所得が230万円以上になるともらえなくなります。
そんな人おるん?!って思ってたら、私のOL時代の先輩はお給料が上がってもらえなくなったって言うてました。
かっこえ~(≧▽≦)
医療費助成制度
これは、母子家庭と父子家庭に、病院で診察を受けた時の健康保険自己負担額を市区町村が助成してくれる制度です。
内容は市区町村でかなり違いがあるので、お住いの市区町村の制度を確認した方がいいです。
尼崎市の母子家庭等医療
- 0歳~18歳の3月31日まで
- 年間所得87万円までの方が助成してもらえる
- 市民税非課税
0歳
無料
1歳~18歳の3月31日まで
市民税非課税で年間所得が80万以下の方は1日400円を限度に月2回まで自己負担
年間所得が80万円~87万円までの方は1日800円を限度に月2回まで自己負担
年間所得が87万円を超えている方は、一般の方と同じになります。
尼崎市の乳幼児等医療
1歳~6歳
市民税所得割額が23万5000円未満の世帯は無料
市民税所得割額が23万5000円以上の方は1日800円を限度に月2回まで自己負担
小学1年生~小学3年生まで
市民税非課税で年間所得が80万以下の方は1日600円を限度に月2回まで自己負担
年間所得が80万円を超える方は1日800円を限度に月2回まで自己負担
尼崎市のこども医療
小学4年生~中学3年生
市民税所得割額が23万5000円未満で2割負担
尼崎は、なかなか厳しい条件ですね。
うちは今2割負担なので、極力病院には行かないようにしています。
まぁ、娘が元気すぎるので助かってます(笑)
JR通勤定期乗車券の特別割引制度
児童扶養手当受給者のJR通勤定期が3割引きになる制度です。
私はいつも半年分の定期を買うので、3割引きは相当助かります。
ただ、定期を買う前に市役所に行って「特定者資格証明書」と「特定者用定期乗車券購入証明書」を申請して交付してもらう必要があります。
特定者資格証明書
児童扶養手当証書と写真(直近6カ月以内に撮影した縦4㎝横3㎝の正面上半身のもの)と印鑑がいります。
1年間有効なので、年に1回申請して交付してもらいます。
特定者用定期乗車券購入証明書
特定者資格証明書と印鑑がいります。
いつも、この2つを同時に作ってもらいます。
で、半年後は「特定者用定期乗車券購入証明書」だけ作ってもらってます。
自立支援訓練給付金
私は利用していないですが、母子家庭と父子家庭に、指定された職業能力開発のための講座を受講したら、講座受講料の一部を受講終了後に支給してもらえます。
過去にその講座の職業に就いたことが無いのが条件になっているのですが、今後を考えて正社員を目指したり、長く続けていける職業に転職しようと考えているなら、利用した方がいいと思います。
尼崎の指定された職業に美容師が入っていますが、美容師はあんまりオススメしません(笑)
美容師も美容室も増えすぎて、これからは潰れていく店舗が増えていくと思います。
いや、既に大手の美容室は縮小してきているので、時間の問題かと。
なので、美容師以外で受講してみてください(笑)
私も職業訓練校は受講したことがあるんですが、すごく助かったので、給付金が出るなら受講してみてもいいと思います。
就学援助
これは、母子家庭父子家庭に限った制度ではないですが、児童扶養手当をもらっていたら申請できます。
母子家庭父子家庭じゃなくても、所得基準額以下なら申請できます。
要保護
生活保護を受けている方
準要保護
- 児童扶養手当の支給を受けている方
- 世帯の所得合計が基準額以下の方
- その他経済的な理由によって就学が困難となる特別な事情がある方
毎年、4月に学校に申請書を提出します。
これも市区町村で異なると思いますが、尼崎では小学校が学用品費や給食費が無料になったり医療費では結膜炎や中耳炎、う歯の治療費が無料になります。
めっちゃ病名がピンポイントですけど(^^;)
尼崎は小学生から医療費がかかるので、歯医者が無料になるのは助かります。
でも、4月に申請なので、4月に歯医者に行くと間に合わず実費になることが多いです(゚Д゚;)
中学校は、去年までは給食ではなかったので、学用品費と医療費ぐらいになりました。
来年度はどうなるか?
まとめ
私が今利用させてもらってる支援制度は
- 児童手当
- 児童扶養手当
- JR通勤定期乗車券の特別割引制度
- 就学援助
この4つです。
国からは
- 特別児童扶養手当
- 障害児福祉手当
なども支援してもらえるので、調べてみましょう!
各自治体の支援はだいぶ違いがあるので、お金がある自治体は手厚いですし、尼崎のように薄い自治体もあるので、自分の住んでいるところで調べてみてほしいと思います。
年度によって改正されてもらえる金額が減ったりするし、それこそ政権交代なんてあったら何がどう変わるかわからないので、普段からニュースや家のポストに入れてくれる市政ニュースなんかもチェックしておくといいと思います。
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